AR-NET(旭川流域ネットワーク)

2010年02月

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自然大好き 「竹枝っ子通信」 癸苅 2010.2.4 発行
   編集:「竹枝っ子通信」編集委員会
   発行:「たけえだ水辺の楽校」実行委員会
   (〒709-3122 岡山市北区建部町吉田1505 筺В娃牽僑掘檻横押0818)
 ※本紙は下記のサイトを参照してください。

      
(1)報告「春の七草マップ」をつくろう!
 1 月17日(日)、竹枝小学校周辺の田んぼや畑などで、3 年目となる「春の七草摘み」を実施。
 子どもと大人48 名が参加。
 5・6年生を中心に2つのチームに別れて七草を探す。
 今年のテーマは「七草マップづくり」。
 1 種類見つけるたびに図鑑で確認、あった場所を地図に記入、デジカメで記録した。
 これまでの体験から、両チームとも約1 時間で七草全部を採取。
 七草がゆができるまで、旭川の河原で「たこあげ」を思い切り楽しむ。
 最後に、あったかい「七草がゆ」」をいただいて解散。
 新たな「七草たんぼ」発見!
 今年は、学校田に水を張っている関係で、耕作者の了解を得て、運動場に面した田んぼに初めて入らせて頂いた。
 これらの田んぼで、驚くほどたくさんのセリやゴギョウ(ハハコグサ)、ホトケノザ(コオニタビラコ)を発見。
 ゴギョウとホトケノザは、土が少し乾燥した畔ぎわに群生。
 セリは、切りワラが覆って湿っていたり水が溜まったりした場所に多く見られた。
 同じ田んぼでも、湿気た場所と乾いた場所があること、七草の種類によって好みの場所が異なり、住み分けていることが分った。
 ※竹枝小周辺七草マップは、本紙のサイトをご覧下さい。

(2)二月例会「冬の裏山たいけん」
 冬の裏山をたんけんします。
 1 年前に設置した野鳥の巣箱は使われたのでしょうか?
 今年も、裏山に住む生きものの気配を感じ、出会いを楽しみましょう。
 新発見あるかな?
 と き: 2月14日(日) 10 時~13時
 ところ: 竹枝小の裏山(受付は小学校中庭)
 参加費: 100円(保険代を含む)
 持ち物: お椀、箸、水筒、軍手、タオル、ナップサック、
 帽子、長袖長ズボンで (今回は、お米は不要)
 ※昼食は、「フナめし」をつくります。差し入れ、お手伝い大歓迎です。
 ※小雨決行。一部内容を変更して実施します。
 主 催: たけえだ水辺の楽校実行委員会
 問合せ: 0867-22-0818(宇賀) 又は 090-8249-6053(佐藤)

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やまんたろ♥かわんたろ
 AR-NETのシンポジウム等にも何度か参加してくださっている熊本の右田いくみさんから「やまんたろ♥かわんたろの会」の会報をお送り頂きました。
 新年のご挨拶をご紹介します。

 平成6年に結成しました球磨川のほとりに暮らす女性達。当時は子育てに奮闘中だったり、恋していたり、自転車に夢中だったり・・早いもので16年の歳月が過ぎました。
 清流川辺川を残したいと、それぞれの思いを行動にしてきました。
 球磨川を愛する流域の人を繋ぐ、球磨川水系ネットワークの設立とともに活動の輪が広がり、新たなチャレンジもしてきました。
 それは、ふるさとを愛する熱い心が、そうさせているのでしょう。
 それぞれに、アクティブに活躍する場の中で。もちろん今も球磨川で、繋がっています。
 そろそろ・・これまでにやってきたことが実を結ぶ頃。
 次世代に残しながら、大切なものを伝え続けながら・・昔は良かったと、言うだけの人にはなりたくない。 
 年齢を重ねた分、まだまだ・・・素敵に輝きたいですね。

 やまんたろって?かわんたろってなに?
 日本三大急流・球磨川の上流(球磨地方)では山と川の精霊のことをそう呼びます。
 河童とも言われますが、秋に山に上がり「やまんたろさん」春に川を下り「かわんたろさん」になります。
 爺ちゃんたちは「やまめ釣りに行ったら、かわんたろさんがおってなぁ~」など、今でも親しみを込めてそう言います。
 私たちはやまんたろさん・かわんたろさんになって沢山の恩恵を受けている自然にご恩返しがしたいのです。
 それにはまず、親子で山や川で思いっきり遊び、五感を使って自然とふれあいながら、大切なものに気づくことが大事だと思います。
 そして、そこから自分たちに何ができるか一緒に考えて行きたい・・・体験はやがて思い出となり、子ども達は、自然やふる里を愛する大人にきっと、なってくれるでしょう。
 (since1995 WEB通信より 右田)

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里山せんたーだより2月号
 (操山公園里山センター通信誌 vol.121)

(1)表紙
  「里山体験味噌づくり」
   参加者全員で記念撮影です。おいしい味噌が出来るかなぁ
  「竹林整備に力強い見方登場!」
   里山センター周辺の竹を切り出し、機械で粉砕します。
   農園の畑に肥料として活用しました。
   ボランティアの花口さんに機械を貸していただきました。
  「炭材干場が完成しました!」
   炭焼に使用する竹を乾かしておく場所を作りました。
   竹を組んだ簡単なものですが、効果は抜群で綺麗に整理整頓が出来ます。

(2)里山イベント写真館
 イ.操山史跡探訪にて恩徳寺に行きました。
  里山センターから一番近い有名なお寺です。
  御利益がありますように
 ロ.春の七草を採りに行きました。
  このあと皆で七草粥にして食べました。
 ハ.里山体験味噌作りの1 回目です。
  収穫した大豆を脱穀しています。
 ニ.里山センターでお餅つきを楽しみました。
  今では珍しくなった餅つきです。
  つきたてお餅はおいしいですよ
 ホ.操山古墳探検行きました。
  金蔵山古墳は県下4 番目の前方後円墳
 ヘ.里山体験味噌作りの下準備です。
  大豆をゆであげています。
 ト.炭焼体験をしました。
  煙が目にしみる~。
  炭焼機を使ってさつまいもや栗を焼ました。
  こげちゃったけど。
 チ.里山何でも見て歩きで樹木の解説をするガイドボランティアさん
 リ.里山体験味噌作りの仕上げです。
  おいしい味噌が出来ますように
 
(3)操山情報!!
 イ.操山の眺望を良くするための調査が1 月21 日に行われました。
  里山センター職員とボランティアさん、森林管理署の方と共同で調査してきました。
  樹木の生長とともに眺望が狭くなり周辺の整備が必要でした。
 ロ.操山で、むかし使用していた炭焼窯を見つけました。
  操山では地元の方によって古くから炭焼をしていたのですね。
  (炭焼窯跡までは里山センターから約30 分です。)
 ハ.緑化推進リーダー養成講座
  今年が2 回目の緑化推進リーダー養成講座ですが、1 月は腐葉土づくりとボランティアコーディネート論(写真)の講義を行いました。
  緑化ボランティアのみなさんが活動しやすい環境を作ることが緑化推進リーダーの役目です
  
(4)プロジェクトラーニングツリー(PLT)指導者講習会
 プロジェクトラーニングツリーは森林資源をテーマにした環境教育プログラムです。
 この講習を修了しますとPLT ファシリテーターの資格を取得し、PLT のプログラムを活用した教育活動を実践することが出来ます。
 ▽日時:3月6日(土)9時~17時
 ▽内容:環境教育プログラム(森資源)の一般指導者を養成します。
 ▽対象:18 歳以上 ▽定員:20 名程度 ▽参加費:7000円
 ▽申込:必要(締切2月26日) ▽持参品:筆記用具、野外で活動できる服装
 PLT プログラムの詳細は下記のホームページをご覧下さい
 http://www.eric-net.org/plt01.html

(5)☆行事のご案内☆
 ●古代の土器作りと焼板クラフト´
  ▽日時:。卸遑隠影釗別據祝)9時30分~12時、■卸遑横案釗陛據烹隠鎧?腺隠技?械以
  ▽内容:古代の土器作りと焼板クラフトを楽しみます。‥擺錣侶舛鮑遒蠅泙后土器を焼き、焼板クラフトも楽しみます。
  ▽対象:小学4年生以上
  ▽定員:12名
  ▽参加費:700円(´∩苅臆麒・初回払)
  ▽申込:必要
  ▽持参品:筆記具、雨具
 ●炭焼きマスター講座(簡易炭化炉)
  ▽日時:2月11日(木・祝)9時~16時
  ▽内容:簡易炭化炉の設置から出炭まで丁寧に講習します。
  ▽対象:18歳以上
  ▽定員:12名
  ▽参加費:300円
  ▽申込:必要
  ▽持参品:筆記用具、軍手、弁当、飲み物、マイ食器(はし、皿、おわん、コップ)、袋(炭持帰り用)
 ●四季のハーモニーネイチャーゲーム
  ▽日時:2月14日(日)10時~13時
  ▽内容:冬の操山で自然を五感で感じるネイチャーゲームを楽しみます。
  ▽対象:4歳以上(小学生未満は保護者同伴)
  ▽定員:25名
  ▽参加費:300円
  ▽申込:必要
  ▽持参品:焼き芋用じゃがいも(さつまいもも可)
 ●操山ガイドトレッキング
  ▽日時:2月18日(木)10時~15時
  ▽内容:冬の静かな里山歩きを楽しみます。
  ▽対象:18歳以上
  ▽定員:無し
  ▽参加費:300円
  ▽申込:不要(当日受付)
  ▽持参品:弁当、飲み物、雨具、山歩きができる服装・靴
 ●親子で楽しむ里山づくり体験
  ▽日時:2月20日(土)9時~12時
  ▽内容:竹切りや下草刈りなどの森林作業を家族で楽しみます。
  ▽対象:小学生以上とその家族
  ▽定員:無し ▽参加費:200円
  ▽申込:不要(当日受付)
  ▽持参品:タオル、飲み物、野外で作業ができる服装・靴、軍手、あれば鋸・鉈
 ●バードウォッチング
  ▽日時:2月21日(日)9時~12時
  ▽内容:美しい、かわいい野鳥の観察を楽しみます。
  ▽対象:小学3年生以上
  ▽定員:無し
  ▽参加費:200円
  ▽申込:不要(当日受付)
  ▽持参品:図鑑、双眼鏡
 ●里山クラフトデイ
  ▽日時:2月28日(日)9時30分~12時
  ▽内容:自然素材(木や竹など)を使ってお雛様を作ります。
  ▽対象:小学生以上
  ▽定員:20名
  ▽参加費:200円
  ▽申込:必要
  ▽持参品:工作ができる服装、あれば切り出しナイフ・小刀・ノコギリなど
 ●炭焼きびと養成教室´↓
 ▽日時:。卸遑横呼釗米釗法↓■碍遑憩釗米釗法↓3月21日(日)各日9時30分~15時
 ▽内容:全3回。材料の切り出しから炭焼きまで体験します。
 ▽対象:全3回参加可能な18歳以上の方 ▽定員:15名
 ▽参加費:1200円( 銑A苅害麒・初回払)
 ▽申込:必要
 ▽持参品:弁当、水筒(飲み物)、軍手、汚れてもよい服装、袋(のみ、炭持帰り用)

※行事・講座に関するお問い合わせは里山センターまで。
 里山センターだより2月号(第121号)
 発行所:操山公園里山センター 〒703-8234 岡山市中区沢田649-2
 電話:086-270-3308 FAX:086-270-8353 E-MAIL:satoyama@okayama-park.or.jp
 発行人:石原啓市 編集長:高橋稔明
 http://www.okayama-park.or.jp/

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掘ァ屮潺潺坤灰鵐櫂好函彿?
 この方式の原理は昔から、篤農家の先人は「ミミズの居る畑は最高の土」と伝えられてきました。
 原理は「シマミミズ」の特性を利用して、生ごみを餌にミミズを飼育するとその排泄物が最高の肥料になるわけです。
 仕込材や装置については、皆様色々工夫なさり改良を重ねて活用されています。
 当エコ研では昨年このミミズ方式もモニター実験をしました。
 その折の指導者である石部洋一氏(本業は外科医師)の体験を中心に紹介いたします。

装置
 .廛薀好船奪製の深鉢(直径36多爾毅械賢堕?戞
  ミミズは光を嫌います。透明素材はいけません。光を遮蔽するものを準備して下さい。
 鉢の内側の底にはミミズが逃げ出さないように、麻の布か新聞紙を厚めに敷きます。
 上部の蓋は水盤のような形をしたプラスチック製の丸い皿を調達して下さい。木製の板でもかまいません。
 完全に密閉してしまうとミミズが、息が出来ません。本体の鉢と蓋との間に通気用の新聞紙を2重にして全体を挟み込んで置くと良いでしょう。

事前の準備
 ヾ雕爐箸靴董屮弌璽猴囘據廖淵灰灰淵奪珍^櫃鮨紊婆瓩靴燭發里任皺帖砲鯀?屬2/3程度になる量を準備。
 バーム用土はミミズの餌にもなります。百円均一ショップで販売しているそうです。
 乾燥した用土にはミミズは適さないので少し湿り気のある程度に戻しておくこともコツの一つです。
 逆に温度が上がりすぎるとミミズは死んでしまいます。
 ▲轡泪潺潺困歪犇馘垢覆匹任眷笋辰討い泙后生きの良い新鮮なものを求めて下さい。
 量は多いほど良いのですが、あまり多く入れますと自然に淘汰されているようです。
 一旦棲みつくと次々に玉子を生み子供のミミズが増えてきます。
 それも楽しみの一つだそうです。

生ごみの投入・仕込み
 \献乾澆魯潺潺困凌べ易いように与えます。
 石部氏は「ミキサーにかけたものを与えるのが一番」とのことです。
 これもコツの一つでしょう。
 ミミズの餌付に成功すればほぼ目的は達成されます。
 諦めないで頑張って下さい。
 ▲潺潺困留造防堙なものがあります。
 予め取り除く必要があります。
 ●玉ネギ・ネギ類 ●ミカンの皮・類似品 ●大量の肉や魚(槽内が腐敗することがある)
 ●塩分の多いもの

熟成と取り出し
 3日~1週間に一度ミミズの食欲に合わせて投入します。
 投入時に底から混ぜ返すと空気が入り通気が良くなります。
 2硬戮郎嚢發任癸械亜遏E濔譴錬機邂焚爾砲覆蕕覆い茲Δ房柴發房茲蟾?鵑任ださい。
  30度を超えるとミミズが死亡します。(または逃げ出してしまいます)
 だ献乾澆療蠧?未魯潺潺困料軋僚鼎1/2程度を1日で食べますから、最初にミミズを放す時に総体重を量っておく必要があります。
  例えば最初のミミズの総重量が200弔両豺隋3日毎に生ゴミをえさとして与える場合200×1/2×3日=300弔砲覆襪錣韻任后
 ヂ枠遒箸靴銅茲蟒个垢里蓮∩?崙發一杯になれば半分ぐらい取り出しミミズを含んだまま堆肥として使って下さい。残りの半分で次の培養に使います。
  家庭の生ゴミの排出量に応じて装置の数と大きさを加減して下さい。

コメントとアドバイス
 昨年度当会で実施したモニター(若い主婦)の方は「ミミズを飼っているとペットのように可愛くなった、次々赤ちゃんが生まれるのも楽しみだし釣り好きな主人には喜ばれ、子供も恐れることも無く可愛がって育てています」とのコメントを戴きスタッフ一同感動しました。

検ァ峺気舛磴鵝幣ι別勝法彿?
 この方式は倉敷市在住の藤田宏通氏が「元気酵素風呂」を経営している途上で、同じ発酵原理に基づいて商品化された物が「元ちゃん」です。
 愛好家には大変重宝にされています。
 昨年の暮れに岡山市庁舎1階ロビー展(環境関係)にも紹介しました。
 セット品としても安価にて販売されています。

装置
  2重にした米袋をつるして保管出来るようになっています。(自作でも良い)

事前の準備
  「分解菌フジバイオ4kg」(1.200円)=内容は籾殻の薫炭・コーヒーのカス・発酵済米糠
  「発酵元液」をコップ1/3 水コップ1/2 をよくかき混ぜて袋に詰める。
  発酵元液は好気性の菌と嫌気性の菌の混合溶液で市販されています。袋などのセット品に含まれています。(セット価格2.400円)

生ごみの投入・仕込み
 1日の生ごみ500~700弔鬚修梁泙涼罎謀蠧?掘袋ごとよく振って混ぜて下さい。
 2日目からはしっかり水切りをした生ゴミを入れて混ぜます。
 3~5日で温かくなります。40℃程度が最適です。
 でが止まったら発酵元液をコップ1/3を追加して攪拌します。温度が上がってきます。発酵している証拠です。

熟成と取り出し
 μ1ヵ月後には取出しが可能です。(1ヶ月で熟成します)肥料になっていますから袋の中身の半分を堆肥として活用下さい。残りを次の仕込みに使います。
 分解途中のものも粗い堆肥として畑土に混ぜて使って下さい。
 袋は紙ですから雨水の掛からなく所に吊り下げて管理するのがよいでしょう。

コメントとアドバイス
 この「元ちゃん」はセット価格2400円と割安で仕込から完成までほとんど「手間や技術」を必要としません。とても管理がし易いので、若い主婦や高齢の方にも好評です。

后ァ屮┘海舛磴鵝憤称)」方式
 このシステムは当岡山市エコ技術研究会で「岡山市の南方公園での公開実験」を5ヶ月に亘り実施しました。
 昨年度は5組のモニターに体験していただき検証しました。
 岡山市の市政TVやNHKでも紹介放映され、公民館などでの講座にも多く取り上げられています。
 提案者は エコちゃん運動推進本部の山崎泰二氏です。
 エコ研の仲間です。

装置
  木製のキャビネット(高さ70族I70賊﨧40臓砲鮟弔3槽とし外壁を2重にしてその中に断熱材入れた構造で、上部投入口の蓋は排水機能を付加されています。
 前面は槽ごとに点検口があり常時槽内が断面的に発酵状況などの目視点検が可能です。
 市販はされていませんが材料費1万円で各自が組み立てて帰ります。
 その時仕込などのノウハウを身に付け体験することが重要です。

事前の準備
 1つの槽には「生ゴミ2圈α討ぢ枠2圈κ胴2圈廚入りますから予め3槽分準備して置きます。
  3槽分は各6圓嚢膩廝隠賢圓砲覆蠅泙后
 ∪献乾澆和疹水分が多くても構いません。
  庭木の剪定の葉(枝は木質ですから適しません)庭の雑草・菜園の野菜屑をなるべく小さく切り刻んでおくと分解が速く仕上がります。

生ごみの投入・仕込み
 1順目は3槽一括で仕込みます。槽ごとに「生ゴミ2圈α討ぢ枠2圈κ胴2圈廚鬚茲かき混ぜて投入します。(3槽とも全部同時に仕込む)
 1順目は槽に菌が居ないため約3週間(20日ぐらい)熟成させます。
 H酵は槽内温度に比例します。毎日3槽ごとに温度の測定をして管理表に記録します。
 
熟成と取り出し
 1順目の取り出しは3週間後に1槽ごとに取り出します。同時に2順目の仕込を槽ごとに行ないます。
 取り出したものは「フルイ(篩)」の大き目のもので選別します。
 完成品(粉に近い粒子状)と半製品(粗い堆肥)に別けます。
 この粗い堆肥が次に仕込む重要な役割を果たします。
 2順目の仕込みは1順目と同じく槽ごとに「生ゴミ2圈α討ぢ枠2圈κ胴2圈廚魄豎腓忙店?澆泙后
 取り出しは、今度は2週間です。
 フルイにかけて選別します。
 生ゴミの発生量により日時を空けたりしながら順次仕込んで行きます。
 3順目になりますと槽内に菌が棲みつくようになりますから、仕込の仕方は「槽一括」でなくても構いません。
 発生した生ゴミをその都度仕込んで下さい。槽が一杯になった日から2週間で取り出します。
 ち討ぢ枠遒和枠遒砲覆訌阿糧樟宿覆任垢、好気性の菌を多く含んでいますし、ある程度乾燥しているので生ゴミ(水分80~90%)と混ぜると程好い湿気(60%)になり、重要な役目があります。糠は米の栄養を多く含んでいます。
 発酵させることで質の良い堆肥になります。

コメントとアドバイス
 ~緤未砲覆辰討い襪燭畫緞茲房莉个靴可能です。
 点検口で槽内の様子を見ることも出来ます。
 好気性の菌の活用の為水分調整を失敗しますと、発酵ではなく腐敗⇒悪臭⇒虫の発生となります。
 挫折する最大の理由がこれに起因します。
 自然界にいる「菌」を旨く活用する術を身に付けることが大切です。
 企業化し難い要素もここにあります。
 4浜?離櫂ぅ鵐箸鯀?屬料販作業を通して実物を見ながら体験してからスタートし開始後の色々な不安を取り除く為に、何でも相談できるアドバイザーが必要でそれが成否のカギです。
 ち?屬漏銅の手作りですしメンテナンスの費用も掛かりません。
 短期間に良質の堆肥が収穫できます。
 家庭菜園では緑の濃い野菜が伸び伸びと育っています。
 家庭内で循環しますので「究極のエコ活動」の代表格です。 
           文責 山崎泰二 2010.22.1.25訂正

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(山崎さんの提言書)

機ゲ板軅献乾澆鰺機肥料に!!

  家庭で発生した生ゴミを家庭内で電気を使わずに堆肥化を計ることは「究極のエコ活動」です。
1.現状の問題点
 従来から使われていた、通称=コンポストは多くの市民に使われていますが、「臭いの発生」「虫の発生」「堆肥になる期間が長い」「良質の堆肥が一番底にあり取出しが容易でない」などの問題点がうまく クリヤー出来ていない利用者が多いようです。
 また電気式「生ゴミ処理機」は、電気そのものを作る過程で大気汚染や環境負荷の増大など地球に優しくないことと、電気料金が家計の負担になり、ゴミの「減量化」には役立っても直接堆肥として使えないなどの難点が有ります。しかし税金を使って収集(排気ガスの放出)し、油を使って焼却処理や山野臨海に埋め立てる現在の方式よりは良策かもしれません。
 地球の環境や良質の食材を求める多くの市民の中から色々な取組みやアイデアが出ています。これらの一部を紹介します。

2.共通のコンセプト
「生ゴミは資源」であるとの認識  生ごみは廃棄物ではなく地球に優しい資源である。
 1)電気を使わない自然に優しい
 2)臭いや虫の発生が無い(もしくは非常に少ない)
 3)装置が簡単に作れる(もしくは非常に安価である)
 4)堆肥化が短期間で出来る(従来の堆肥化は半年・1年の熟成が必要)
 5)維持費が電気式に比較して安価であり、家庭の負担が少ない。
 等が上げられ、主に各種の市民活動やボランティアが個人や団体として活動し主婦を中心に普及しつつあります。

3.地域の取組み
 事例_山県の吉永地区ではゴミ処理場建設に反対して立ち上がった主婦達が「自分達のゴミも外に出さない、外部のゴミも持ち込ませない」との合言葉で開発されたのが「吉永菌方式」(嫌気性菌による発酵方式)
 事例■釘誘檗雰侊だ発酵菌)を福祉団体やその入所者に委託製造したものを一般市民に無料で配布し、結果として家庭ごみを処理場に出させない減量化に取り組んでいる総社市の事例もあります。
 事例9島県のある商店街では、空き店舗を活用しその商店街から出る生ゴミを空き店舗に設置した処理装置(一部電気式で1日の処理量=30~50kg)で堆肥を作り契約農家で無農薬・有機野菜を育成して貰い、生ゴミを提供した店舗の店頭にて実費で来店のお客に提供している実例もあります。
これらの例は地元行政のバックアップ(助成)を得て、地域循環型(焼却処分をしない)方式として発展するものと考えます。
 行政は「ゴミの減量」としてのメリットが有り、各家庭では「有料のごみ袋」で排出する必要も無く安全な食品が入手でき、商店は顧客へのサービスによりお客が増えます。福祉団体はEM菌の委託製造で自活の道が開けます。農家は安全な無農薬・有機野菜を直接販売できて収入の増加が期待できます。吉永菌の販売で地区の活動資金を得ているのです。

4.各家庭での取組み
 これから紹介する各種の取組みは、電気の力ではなく自然界に存在する発酵菌=バクテリヤ(好気性・嫌気性)などを利用しているためにその扱いに「一定のノウハウ(技術)」が存在します。発酵に失敗すると「腐敗」⇒「悪臭」⇒「虫の発生」⇒「挫折」となるからです。
 一定のノウハウを伝授するソフト事業を育成し支援助成をするべきです。
 具体的には
 仝?唄曚篁毀叡賃痢δ内会・学校などで環境関連講座を開催
 ■丕匯駑繊淵船薀掘Ε咼妊・DVなど)作成支援と市民への配布
 9峪佞陵楡と派遣費用の助成
 ご超問題に取り組む市民団体の育成・発表機会の提供・表彰など

 家庭で発生した生ごみを、家庭内で電気を使わないで堆肥や飼料にすることは「究極のエコ活動」であります。
 食糧の自給率も他国に比べ大変に低く、野菜に至るまで外国に依存している今日の世情は、経済効率を求め続けた戦後日本のある種の荒廃といえましょう。
 江戸期から戦後暫く迄で、日本は都市部も含め「社会循環」が成立し機能していました。
 これからは地球を守る為に自然循環の輪を 峅板蹇廣有◆嵜閥瓩蔽楼茵廣有「身近な行政」⇒ぁ峭颯譽戰襦廣有ァ崔狼紊鮗蕕襦廚修梁莪貶發鬮 峅板蹇廚らスタートさせなければなりません。ん。

.「ダンボールコンポスト」方式
 この方式は誰が発案者かはっきりしません。
 各種のボランティア団体や環境に取り組む団体が普及に努めています。
 最近ではエコウエーブ岡山に所属して活動しておられる成田美和子氏がTVや各種の講演で普及活動をなさっています。皆様それぞれ工夫されています。
   
装置
  使い古したダンボール箱(10堝?蠅離潺ン箱程度)2つの箱を2重にしたり、ガムテープで補強すると丈夫になる。
  底の部分も2重底にするか新聞紙などを敷く。箱の外の下部は通気をよくするために地面より
5僂曚斌畋罎覆匹派發すと良い。

事前の準備
  基材としてピートモス・籾殻薫炭・腐葉土・枯葉などのうち入手し易いものを混合して基材とする。発酵材として米ぬかや食用廃油を基材と同量(重量比)よくかき混ぜる。

生ごみの投入・仕込み
   初日は1回500~700陳?戮寮犬瓦澆鯣△涼羆竧瑤坊蠅魴,衙笋畊?燹⊆,4隅に順次埋め込んで行く。1順目は5回投入することになります。2順目は中央部を止めて4隅に順次埋め込んで行きます。2順目以降は4回の投入となります。
  埋め込む時、基材(ピートモスなど)と生ごみを程好くかき混ぜるのがポイントです。

熟成と取り出し
  3~4順しますと、箱の中で適度に温度も上昇し飽和状態になりますので、その後1~2月寝かせ(熟成)ますと堆肥が出来上がっています。そのまま基材ごと堆肥として使います。

コメントとアドバイス
 ~?屬漏堂板蹐能个訐献乾澆領未函何順目で熟成に入るかによって次の新しい装置にするかは変わってきます。ダンボールは再利用します。壊れたら新しく作って下さい。
 ∋店?澆了妬?蓮4隅埋め込み方式の他に毎日の仕込み時に全体を良くかき混ぜながら次の投入を行なう方式も有効です。
 H酵が進むと生ゴミが分解し全体の量が思いの外それ程増えません。程々のところで仕込みを止めて熟成に入るのが肝要です。
 ぜ承い猟?戮任垢「手で握ったら湿り気を感じる60%程度」が良いようです。
 ト酵の進み具合を知るには温度計で測定します。40~50℃になれば最高の出来です。
 熟成中に時々「切り替えし」を行なうと、空気が程好く入って発酵が進みます。
 Д瀬鵐棔璽襪猟譴防澆い真景校罎余分な水分を吸収し調整してくれます。槽内が「べとつく」(湿り気が多い)ようであれば、ピートモスや枯葉などを混ぜて湿度を調整して下さい。
 装置の上部はビニールやネットで囲っておくと、猫やハエの襲来を防ぎ効果的です。
 置き場所は直接雨水の掛からないところに設置して下さい。

 同じような方式で「ペール缶で仕込む方式」や「ドンゴロスの袋を使って、吊るして熟成させる方式」などがあります。
 どれも仕込み材はダンボール方式と大差がありません。
 皆様で工夫してみて下さい。
 要は自然界に存在する微生物=発酵菌=バクテリヤなどを旨く活用し、腐敗しやすい生ごみを分解し
有効な堆肥を得るのです。
 生ごみは極力新鮮なものを出来るだけ小さく切断しておけばそれだけ分解も速く進行します。

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