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2018年12月

12月22日(土)旭川源流の碑の面取りの仕上げが行われました
 建部小学校児童の揮毫日程が1月8日(火)と決まり、12月22日(土)文字が書けるように面取りに仕上げを行いました。
 
(1)面取り部の寸法の調整
 面取り部を採寸して幅が19cmとなるように、狭い部分を電気カンナで削り、幅を広げました。
 その後、電動サンダーでカンナ跡を削り、最後はガラス板で表面の仕上げを行いました。
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(2)幟フォルダーの取り付け
 面取りの仕上げを行っている間に、田中さんがリヤカーに幟フォルダーの取り付けを行いました。
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(3)槌の作成
 篆刻の時に使うノミを打つ槌をつくりました。
 源流の碑の作業の直前に伐採された多自枯鴨神社の大杉の枝木を切って持ちやすいように握り手部分を削って東兄弟用の槌を作りました。
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※伐採された多自枯鴨神社の大杉について建部町史には下記の記述がある
 田地子中村の多自枯鴨神社の社頭東側にあるスギで、推定樹齢500年、目通り周囲7,0メートル、根回り周囲7.4メートル、樹高約35メートル、地上約2.7メートルで二本に分岐している。
 昭和四十三年(1968)七月十日町重要文化財(天然記念物)に指定された。
 また、社頭西側にも目通り周囲4.8メートルのスギがあり、かなりのものである。

(4)年輪を数えるために原木の根元の部分の表皮を剥がしました
 東兄弟が作ったばかりの杉の木の槌でと竹ヘラで、原木の根元の切り株の表皮を剥がしました。
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 イメージ 13イメージ 14きれいに洗って、乾かし、表面を磨いて、小学校に持って行って児童に年輪を調べて貰います。

(5)仕上がった主柱を公民館に運び入れました
 仕上がった主柱の前で写真を撮り、その後雨に濡れないように公会堂へ運び込みました。
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 イメージ 17イメージ 18公会堂には、田地子の皆さんが、揮毫用の枕が作られていました。
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 (6)副柱のシートかけ
 来年まで作業がないので、副柱も作業台の上に乗せて、ブルーシートをかけ、今年の作業を終えました。 
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札幌の爆発事故は過失から
  私がこのニュースを耳にしたのは12月17日ハートクリニックで心臓リハリビの最中にTV特番の放映だった。
 前日の夜半雪中の雑居ビルの一角で、スプレー缶のガス抜き中との報道を耳にして、一応防災の専門家として直感で作業員の無知から来る過失だと判った。
  一般にスプレー缶のガスは空気より重く床面に溜まりやすい、爆発限界濃度も低いので、電気のスイッチの目に見えない火花でも引火し爆発する。
 それだけの知識さえあれば自らも危険に晒される作業は誰もしない。
 作業員の無知=使用者の作業教育の不徹底さを暴露している。
  半径100ⅿの近隣の建物に、爆風が津波のような形で一瞬にして襲い、その力で建物が破壊し火災が発生するのも常道だ。
 地震に因る海の津波の力も普段の波とは違って強烈な圧力が加わる。
 同じことが空気の移動(=普通は風)でも圧力が瞬時に伝わる。
 私の住む地区でも、美容院や散髪屋で使ったスプレーの残余のガスが収集車で一ヶ所に集められ爆発事故が起きた。操明学区の防犯・防災の責任者として警察が来る前に駆けつけて、爆発直後の「凄まじさ」を目撃した経験がある。これも収集作業員の無知から来た事故だった。もう14・5年前の話だ。
 専門家と素人の差は扱うもの「怖さ」を知っているかどうかに関わる。スプレーが日常に使われているからと軽く見てはいけない。
 今回の事故で、市民レベルの教育の必要性を感じた。
   File1302   2018.30.12.22

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