2021年06月
平成3年度のAR-NETの活動計画その2「旭川源流の碑の補修、立て替え等」について
一昨年、白髪川の上流に旭川の起点と記された標石が発見されたとの連絡もあり、元の碑の復元または、白髪川への源流の碑の建立について、地元の方々とお話をしたいと考えていたが、コロナ禍で実現出来なかった。今年は、現地確認と取り扱い等について、調整をしたい。
ロ.中津井川(真庭市(北房)) 2016年建立 2018年3月補修
2021旭川流域一斉水質調査の実施計画について
2021旭川流域一斉水質調査の実施計画について
川を流れる水の状況は、一度調査したから良いというものではなく、継続してその変化を調べて行く必要があります。
そして、その調査を市民が自ら採水して行うことで、水や川への関心が深まり、河川環境に対する関心が強くなると思います。
今年度の旭川流域一斉水質調査の実施については、基本的には、昨年並みの調査箇所を計画した上で、旭川の上流、中流、下流(吉井川西大寺地区を含む)と百間川関係に分けて、実施したいと思っています。 「身近な水環境の全国一斉調査」に参加申込みを行い、国土交通省岡山河川事務所に試薬提供等のお願いを行って、既に試薬は事務局に届いており、種別と有効期限のシール貼りの準備をしています。
「身近な水環境の全国一斉調査」を実施している全国水マップ実行委員会からは、基本的な調査時期等は、6月6日を基準日とするが、新型コロナウィルスの感染状況等、地域の実情に応じて判断して調査時期を適宜変更して実施しても良いということです。
旭川の水質調査は、現時点では.岡山県の緊急事態宣言が6月20日まで延長される方針であること、及び高齢者等のワクチン接種の状況を踏まえ、7月の実施を計画中です。
案は、下記のとおり。
具体的な日時等については、天候や新型コロナウィルスの影響を十分考慮して、柔軟に変更しながら可能な時期に可能な箇所を実施する予定です。
また、調査の結果を調査に参加された方や流域の皆さんに、分かりやすい形でお伝えすることも大切だと思い、昨年の調査結果を印刷した水質地図を、流域の皆さんへ配布を行いました。
また、インターネットのGoogleマップを使っての公開も行って、より多くの皆さんに調査の結果をお伝え出来るよう努力しています。
昨年の調査結果から、COD(化学的酸素要求量)だけではなく、pH(水素イオン濃度)、No2-N(亜硝酸態窒素)、電気伝導度、と水温についてもレイヤー分けして同一地図で公開しました。
公開地図は、背景を航空写真にすることもでき、ストリートビューを使って調査地点付近の景色も見ることが出来ます。
これらの便利な機能の使い方について、分かりやすいマニュアルを作成し、AR-NETのブログで公開し、希望される方にはPDFのファイルをメールでお送りしています。
マニュアルは、WINDOWSのパソコン用と、GoogleのOSを使っているアンドロイドスマホ用の2種類を作成しています。
※AR-NETのブログサイトへの来訪者を分析したところ、パソコンからの閲覧者は48%で、53%がスマホであることが分かったので、Googleマップと相性の良いアンドロイドスマホ用のマニュアルを作成しました。
アップル系のPCやiPhoneは、Googleマップのレイヤー機能等が使えないということのようなので、今後対応を検討したいと思っています。