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カテゴリ: 生きもの

前回、勝山の安養寺の境内で見つけたトンボについて、ご報告しました件について、落合野鳥の会の宮林さんから次のとおりご意見を頂きました。

本日、ハッチョウトンボ?の記事を拝見。

ハッチョウトンボは5月から9月ころまで発生する日本一、小さなトンボです。

頭から腹の先までわずかに2cm、1円玉にすっぽり収まる大きさなので、サイズが判れば見間違えることはありません。

和気町にある県立自然保護センターでは毎年、6月下旬に「日本一小さなハッチョウトンボ」の観察会をしています。

生息環境は1年中、浅い水がある湿地でモウセンゴケや丈の低い草が生えている所です。

ほら、そこにと、指をさして教えてもらっても小さすぎて、慣れないとなかなか目に入りません。

写真のトンボはもし4~5cm程だとしたら、ショウジョウトンボかもしれません。


撮影したトンボは、3~4センチ以上くらいあったので、ご指摘のとおりハッチョウトンボではないですね。

「ハッチョウトンボは、成虫の体長はオスが17-21 mm(腹長10-14 mm、後翼長12-16 mm)、メスが17-21 mm(腹長9-13 mm、後翼長13-16 mm)で極めて小さい

一円玉(直径20 mm)の中に頭から腹端までが納まるほどの大きさである。」とのこと。
すごく小さいトンボだと分かりました。
有り難うございました。

 10月15日真庭市勝山旦西の安養寺の境内で、全身が真っ赤な小さなトンボを見つけました。
 お寺の方は、「ハッチョウトンボ」だといわれていました。
 確かにアキアカネとはちょっと違うなと思いました。
211015八丁とんぼ02

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調べて見ると「アキアカネの体の特徴としては頭の部分は赤く染まらずに、腹の部分が特に赤くなる事などが挙げられます。 
 アキアカネは田んぼなどで産卵し、卵が乾燥に強かった事が翌年に水を入れるという田んぼのサイクルに合っていた事で数を増やしてきました。
  生まれた幼虫は害虫などを食べてくれる事でも知られています。」と説明されており、撮影した写真を見ると頭まで真っ赤なトンボであることが分かりました。
 アキアカネとは異なるようです。
 「ハッチョウトンボ」なら、岡山県では準絶滅危惧種に指定されており、貴重な生きものだと思います。
 トンボに詳しい方からのコメントが頂けると幸いです。
 (AR-NET事務局)

※「ハッチョウトンボ」のことは、下記のサイトを参照して下さい。
 ハッチョウトンボ | 昆虫図鑑 (konchu-zukan.info)
 

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