裁判が続いている中で、御津虎倉に株式会社西日本アチューマットクリーンが,管理型産業廃棄物最終処分場と焼却施設が結合した西日本最大級のものを10月に完成させ、操業を開始したことについて
岡山市議会本会議で、9月15日 鬼木のぞみ議員が個人質問を行いました。
※御津産業廃棄物処分場関係の質問と回答に関する議事録は下記のとおり
◎今川眞水道事業管理者 同じ項,水道水源の保護についてお答えします。
◎國米哲司環境局長 同じ項,市長答弁以外を順次お答えします。
岡山市議会本会議で、9月15日 鬼木のぞみ議員が個人質問を行いました。
- ※令和4年9月定例会 9月15日 本会議 個人質問
- 無所属クラブ 鬼木 のぞみ 議員 の録画映像は、下記をクリックすると見ることが出来ます。
※御津産業廃棄物処分場関係の質問と回答に関する議事録は下記のとおり
〔16番鬼木のぞみ議員登壇,拍手〕
◆16番(鬼木のぞみ議員) こんにちは。鬼木のぞみです。
先日,満月の夜に御津の河原邸お月見会がありました。
3年ぶりなんです,これも。
月とともに毎回イノシシの串を楽しみにしているんですけれども,コロナに配慮しての開催に本当に感謝しました。
3年ぶりなんです,これも。
月とともに毎回イノシシの串を楽しみにしているんですけれども,コロナに配慮しての開催に本当に感謝しました。
質問に入ります。
1,御津産業廃棄物最終処分場について。
御津虎倉に株式会社西日本アチューマットクリーンが,管理型産業廃棄物最終処分場と焼却施設が結合した西日本最大級のものを計画しています。
2001年に計画が持ち上がってから,豊かな自然環境を持続的に守りたいと,地元の皆さんは20年以上建設に反対してこられました。
2001年に計画が持ち上がってから,豊かな自然環境を持続的に守りたいと,地元の皆さんは20年以上建設に反対してこられました。
裁判が続く中,処分場がこの10月に稼働するのではという話を聞き,驚きました。
市は,許認可権者としてこのことをどうお考えですか。
市は,許認可権者としてこのことをどうお考えですか。
幾つかの裁判の中で,地元住民が一旦は勝ち,最高裁で差止めが確定しました。
その高裁判決文に,一たび有害物質が大野川や宇甘川に露出すれば,その被害を回復し,拡大を防止することが著しく困難であることに照らせば,差止めの必要性を認めることができるとあります。
この考え方は基本的で重要な指摘だと思いますが,市長の所見を伺います。
その高裁判決文に,一たび有害物質が大野川や宇甘川に露出すれば,その被害を回復し,拡大を防止することが著しく困難であることに照らせば,差止めの必要性を認めることができるとあります。
この考え方は基本的で重要な指摘だと思いますが,市長の所見を伺います。
岡山市の責任と役割。
稼働まで,稼働中,稼働が終わってから廃止に至る過程,そして廃止後について,廃止とは何かも含めて岡山市はどのようにこの処分場と関わっていくのかを期間も入れながら,具体的に教えてください。
稼働中の安全の確認ができるか。
私は遠くの山あいから処分場を眺めに行きました。
高い煙突から出る有害物質,そして埋立地を通して出る有害物質を含んだ水は大丈夫なのかと思いました。
埋立物を通して出る浸出液は,底に敷いたシートの下にある漏水検知システムで水漏れをチェックします。
浸出液は,浸出液調整池にプールされ,その調整池からは水があふれ出ないとされています。
高い煙突から出る有害物質,そして埋立地を通して出る有害物質を含んだ水は大丈夫なのかと思いました。
埋立物を通して出る浸出液は,底に敷いたシートの下にある漏水検知システムで水漏れをチェックします。
浸出液は,浸出液調整池にプールされ,その調整池からは水があふれ出ないとされています。
計画では,排ガスは常時どのようにチェックしますか。
事業者は,安全を担保するために,排気ガスと水について,法律の基準以上にどのような対応を予定していますか。
排ガス,漏水検知システム,調整池の水量などの情報がホームページなどで常時オープンにされていたら,少しは不安払拭になるのではと思います。
事業者はどのようにしますか。
市からも要請をすべきではないですか。
事業者はどのようにしますか。
市からも要請をすべきではないですか。
市は,長きにわたり施設の安全性を確認することになります。
責任を全うするため,稼働前に処分場の下流で水質を市が測定しておくべきではありませんか。
責任を全うするため,稼働前に処分場の下流で水質を市が測定しておくべきではありませんか。
災害のときに処分場は大丈夫なのか。
地震に対しての施設の強度は,初めに申請許可した2008年段階のもので,大規模地震動対応での計算です。
以後,2011年に東日本大震災が起き,現在では市においても南海トラフ地震に対応する諸計画がつくられています。
大規模地震動対応とは,具体的な地震の大きさは幾らですか。
古い時期のものですが,南海トラフ地震に対応できる根拠はありますか。
以後,2011年に東日本大震災が起き,現在では市においても南海トラフ地震に対応する諸計画がつくられています。
大規模地震動対応とは,具体的な地震の大きさは幾らですか。
古い時期のものですが,南海トラフ地震に対応できる根拠はありますか。
市による職権消除の後,調整池の容量を3,785立方メートルから7,000立方メートルに変更して,2015年に申請許可となっています。
7,000立方メートルの算出根拠の降雨量数値について具体的に教えてください。
2015年以後となる近年,全国的に想定外の豪雨が起き,この現場にも,いつ災害級の豪雨が襲ってくるのか分かりません。
どこまでの状況に耐えられる安全性──調整池の容量,ポンプの吸い込み能力など──を有しているのか,具体的数値を挙げて教えてください。
どこまでの状況に耐えられる安全性──調整池の容量,ポンプの吸い込み能力など──を有しているのか,具体的数値を挙げて教えてください。
市職員は,災害時にどのように安全の確認,対応をしますか。
現地に赴くべきではないですか。
現地に赴くべきではないですか。
災害時に安全を確認する仕組みをつくるべきではないですか。
水源地を産業廃棄物最終処分場から守るために。
ここは三野浄水場が取水する旭川につながる宇甘川の上流域に位置し,万が一有害物質を含む水が流れ出れば,岡山市民の水道水に影響を及ぼします。
市長には,水源地に産業廃棄物最終処分場はないほうがよいと思いませんか。
全国には産業廃棄物処理場やゴルフ場等を規制対象としている水道水源を冠する保護条例があります。
岡山市も条例をつくりませんか。
市長には,水源地に産業廃棄物最終処分場はないほうがよいと思いませんか。
全国には産業廃棄物処理場やゴルフ場等を規制対象としている水道水源を冠する保護条例があります。
岡山市も条例をつくりませんか。
○下市このみ副議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫市長 それでは,鬼木議員の質問にお答えいたします。
鬼木議員御指摘の判決でありますけれども,地元住民と事業者による民事裁判であります。
したがって,私としてのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
したがって,私としてのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
我々としては,やはり最終処分場の整備ということから考えると,安全・安心な施設となることが何よりも重要であろうと思っております。
岡山市では,設置許可に当たり,廃棄物処理法に定める技術上の基準への適合性などを審査し,専門的知識を有する方々から生活環境の保全に関する意見を聴取するなど,厳正に手続を行っているところであります。
また,最終処分場の施工中においても,全ての工程の節目節目に立ち会い,
施工状況を確認しております。
その後も定期的に施設の維持管理基準が守られているかどうか確認するとともに,周辺の環境調査も行っているところであります。
岡山市では,設置許可に当たり,廃棄物処理法に定める技術上の基準への適合性などを審査し,専門的知識を有する方々から生活環境の保全に関する意見を聴取するなど,厳正に手続を行っているところであります。
また,最終処分場の施工中においても,全ての工程の節目節目に立ち会い,
施工状況を確認しております。
その後も定期的に施設の維持管理基準が守られているかどうか確認するとともに,周辺の環境調査も行っているところであります。
私からは以上です。
◎今川眞水道事業管理者 同じ項,水道水源の保護についてお答えします。
安全でおいしい水をお届けするという意味では,水道水源上流には何もないことが理想ではあります。
何らかの施設が設置される場合は,所管する法令等に基づき審査され,かつ適正に管理される必要があり,そしてされているものと考えております。
基本的には,既存の法令等により,水道水源の保護は図られているものと考えます。
何らかの施設が設置される場合は,所管する法令等に基づき審査され,かつ適正に管理される必要があり,そしてされているものと考えております。
基本的には,既存の法令等により,水道水源の保護は図られているものと考えます。
以上です。
◎國米哲司環境局長 同じ項,市長答弁以外を順次お答えします。
まず,処分場の稼働についての市の考えです。
今後,事業者より施設の稼働に必要な産業廃棄物処分業の許可申請があれば,廃棄物処理法に基づき,適正に審査を行い,法に定める基準に適合していれば許可することとなります。
次に,処分場廃止までの市の関わりについてです。
施設の使用前検査を受け,産業廃棄物処分業の許可を得た後に埋立てが始まり,許可された埋立量に達した段階で埋立終了となります。
事業者は,その後も埋立中と同様に維持管理を継続し,廃棄物処理法で定める最終処分場の廃止基準を満たした時点で廃止となります。
埋立開始から廃止までは約30年を要する事業計画となっていますが,その間,市は定期的に施設の維持管理基準が守られているか確認するとともに,周辺の環境調査も行ってまいります。
廃止後は,廃棄物の埋立場所の跡地として区域指定し,土地の形質変更が行われる際には,法に基づき適切に指導してまいります。
事業者は,その後も埋立中と同様に維持管理を継続し,廃棄物処理法で定める最終処分場の廃止基準を満たした時点で廃止となります。
埋立開始から廃止までは約30年を要する事業計画となっていますが,その間,市は定期的に施設の維持管理基準が守られているか確認するとともに,周辺の環境調査も行ってまいります。
廃止後は,廃棄物の埋立場所の跡地として区域指定し,土地の形質変更が行われる際には,法に基づき適切に指導してまいります。
次に,稼働中の排ガスチェックについてと事業者の排ガスと水への対応についてです。
事業者は,焼却炉から排出される硫黄酸化物,窒素酸化物及びばいじんなど9項目について常時監視を行います。
また,窒素酸化物,ばいじん,塩化水素及びダイオキシン類の4項目については,大気汚染防止法などが定めた排出基準より厳しい値を自主的に設定し,運転管理を行います。
また,窒素酸化物,ばいじん,塩化水素及びダイオキシン類の4項目については,大気汚染防止法などが定めた排出基準より厳しい値を自主的に設定し,運転管理を行います。
なお,当該施設は,処理水を排出しないクローズド方式でありますが,事業者からは下流の河川での水質分析を行う予定と伺っております。
次に,ホームページなどでの情報公開についてです。
事業者のホームページなどでの常時の情報公開については,廃棄物処理法に定めはありませんが,事業者に対して市から提案させていただきます。
次に,稼働前に市が処分場下流で水質測定をすべきではについてです。
水質測定については,事業者が自ら行うとのことであり,そのデータは市に提出されることとなっております。
次に,大規模地震動の具体的な大きさ,南海トラフ地震に対応できる根拠,降雨量数値の算定根拠,調整池の具体的数値についてお答えします。
南海トラフ地震による当該施設周辺の想定震度は5強とされており,最大震度7の阪神・淡路大震災以降に改正された道路土工指針に基づき設計された当該施設は,法に定める基準を満たすものと判断しています。
なお,最終処分場の調整池の容量や安全性に関することについては,現在行政訴訟において係争中ですので,答弁は控えさせていただきます。
この項最後になります。
職員は災害時にどのように安全の確認,対応をするのか,災害時に安全を確認する仕組みをつくるべきではについてお答えします。
職員は災害時にどのように安全の確認,対応をするのか,災害時に安全を確認する仕組みをつくるべきではについてお答えします。
産業廃棄物最終処分場に対しては,災害発生時に限らず平時より立入りを行い,施設の構造や維持管理が適正であることを確認しております。
今後,こうした取組が災害時にも確実に実施できるよう,マニュアルの整備について検討してまいります。
今後,こうした取組が災害時にも確実に実施できるよう,マニュアルの整備について検討してまいります。
以上です。
〔16番鬼木のぞみ議員登壇〕
◆16番(鬼木のぞみ議員) 御答弁をありがとうございました。
まず,御津産業廃棄物最終処分場についてです。
裁判中のために答弁を控えますと幾つかありましたが,私は議員として聞いているので答弁が欲しかったです。
答弁を通して,処分場が稼働してから廃止になるまで計画どおりにいって30年,もしかしたらさらに10年とかかるかもしれません。廃止後も心配は尽きず,気が遠くなる思いです。
この間の経過を振り返り,地元の皆さんが落胆された職権消除は私も残念です。市長は,産廃は羈束裁量行為という難しい言葉で,一定の基準がクリアされれば許可を下ろすのが原則と言われていましたが,職権消除についてもそうなのか根拠を知りたいです。
私としては,今回の質問も含めて安全性の確認ができないので稼働の差止めを望んでいますが,大森市長には,稼働を前にして地元の皆さんのこれまでの長きの労苦,またこれから長きの心痛に対して私は一言申し上げるべきではないかと思いますが,いかがでしょうか。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
このグラフは,産業廃棄物の最終処分量です。2001年にこの処分場の話が持ち上がりました。
ここです。
20年以上たって最終処分量はこのように4分の1に激減しています。許可を出すとき,経営的な面でこのことが加味されていたかどうかお尋ねします。
ここです。
20年以上たって最終処分量はこのように4分の1に激減しています。許可を出すとき,経営的な面でこのことが加味されていたかどうかお尋ねします。
そして,もし先々事業者の経営が立ち行かなくなったらどのように措置されていくのですか。
次に,稼働した場合,安全性の情報公開が何よりも大切です。
常時公開を市から要請するということで強くお願いします。
答弁の中で,市のほうも周辺の環境調査を行うとありました。
どんなことを行うか教えてください。
常時公開を市から要請するということで強くお願いします。
答弁の中で,市のほうも周辺の環境調査を行うとありました。
どんなことを行うか教えてください。
排ガスの常時チェックをすれば全ての安全項目を類推できるのか,そこのところも教えてください。
事業者の自主的な基準値,稼働前に測定した下流河川の水質の値は公開していただきたいが,どうでしょうか。
災害時に安全を確認するために災害マニュアルへの記載を検討するということです。
よろしくお願いいたします。内容は公開してほしいと思いますが,できますでしょうか。
よろしくお願いいたします。内容は公開してほしいと思いますが,できますでしょうか。
最後に,この地図を見てください。
今回の処分場を含めて市内に10の産廃処分場があります。
その5つが,このピンクの丸の中の御津にあり,その北側に4つも集中しています。高速道路からつながる信号のない広い道路の吉備新線があるからだと思います。
その5つが,このピンクの丸の中の御津にあり,その北側に4つも集中しています。高速道路からつながる信号のない広い道路の吉備新線があるからだと思います。
市長,これ以上ここに最終処分場を増やしていいのでしょうか。
自然公園でもいい,水源条例でもいい,これ以上環境を侵さないという,そういう市の姿勢をしっかり示していくために,私は何か検討が必要ではないかと思いますが,そのことを市長にお尋ねします。
自然公園でもいい,水源条例でもいい,これ以上環境を侵さないという,そういう市の姿勢をしっかり示していくために,私は何か検討が必要ではないかと思いますが,そのことを市長にお尋ねします。
○下市このみ副議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫市長 まず,産廃の最終処分場の関係ですけど,羈束裁量行為というのは,確かに私は議会でも申し上げたことがあります。
これは,許可申請が出てきて,許可基準というのが当然ありますから,その基準に適合しているかどうか,逆に言うと適合していれば許可をしなければならないという行為のことを言うわけでありまして,産廃の処分場に関しては,そういう羈束裁量行為であったと記憶しております。
したがって,適合していれば許可をしなきゃならない。
これは,許可申請が出てきて,許可基準というのが当然ありますから,その基準に適合しているかどうか,逆に言うと適合していれば許可をしなければならないという行為のことを言うわけでありまして,産廃の処分場に関しては,そういう羈束裁量行為であったと記憶しております。
したがって,適合していれば許可をしなきゃならない。
先ほど言ったように,私として重要なのは安全・安心かどうかということですよね。
それを鬼木議員も心配されているんだろうと思います。
我々もそこは全く同じで,環境局長たちが先ほど言いましたけど,例えば施工中においても施工状況をきちっと確認していますし,その後も定期的に維持管理基準が守られているかどうか確認する,ないしは周辺の環境調査も行っているということで,安全・安心を担保していこうということをやらせていただいているところであります。
それを鬼木議員も心配されているんだろうと思います。
我々もそこは全く同じで,環境局長たちが先ほど言いましたけど,例えば施工中においても施工状況をきちっと確認していますし,その後も定期的に維持管理基準が守られているかどうか確認する,ないしは周辺の環境調査も行っているということで,安全・安心を担保していこうということをやらせていただいているところであります。
職権調査の話が……(「職権消除,職権で下ろしたり」と呼ぶ者あり)職権で下ろすということについては,私自身よく存じ上げませんので,多分許可基準の話とは違う話だとは理解しております。
どちらにしても,そこは環境局長から補足してもらいますけれども,大きな方針については我々としては安全・安心を守っていくと,そういう立場でやらせていただきたいと思います。
どちらにしても,そこは環境局長から補足してもらいますけれども,大きな方針については我々としては安全・安心を守っていくと,そういう立場でやらせていただきたいと思います。
◎國米哲司環境局長 何点か御質問をいただきました。
まず,職権取消しにつきましては,許可に当たるそれぞれの手続,経過がありますが,この手続に関しては適正に行われたと考えております。
それと,市の水質調査につきましては,処分場の下流に放流される可能性のあるような場所についてやっていこうと思いますが,場所,回数等は今後しっかり決めていきたいと考えております。
あと,処分場稼働前の水質の公開につきましては,どのような方法で公開できるか,また検討していきたいと思います。
マニュアルにつきましては,早急につくっていきたいと考えており,その分の公開についてはお示しできるものと考えております。
あと,産業廃棄物が年々減少傾向となる中での収益の悪化等についての御質問です。
言われるように,産業廃棄物の再生利用が上がっていくに伴って,埋立処分量というのは減少傾向にあるとは考えております。
しかし,当該事業所というのは焼却施設,破砕施設など中間処理施設を併設した複合施設であることなどから,埋立ての処分量の減少をもって収益性にすぐに影響を及ぼすものかどうかというものについては,なかなか判断するのは難しいと考えております。
しかし,当該事業所というのは焼却施設,破砕施設など中間処理施設を併設した複合施設であることなどから,埋立ての処分量の減少をもって収益性にすぐに影響を及ぼすものかどうかというものについては,なかなか判断するのは難しいと考えております。
あとは,御津地区に処分場が多いが制限できないかというお話ですが,最終処分場の設置場所を制限していくことというのはなかなか困難であるとは考えております。
最終処分場の整備に当たりましては,安全・安心な施設となることが何より重要であると考えておりますので,それが達成できるよう,しっかり業務を遂行していきたいと考えております。
最終処分場の整備に当たりましては,安全・安心な施設となることが何より重要であると考えておりますので,それが達成できるよう,しっかり業務を遂行していきたいと考えております。
以上です。
○下市このみ副議長 鬼木議員,10秒です。
〔16番鬼木のぞみ議員登壇〕
◆16番(鬼木のぞみ議員) 市長,丁寧にありがとうございました。
御津のことについては,ぜひ地域住民の方に一言何か申し添えたらいかがかなと思いますので,お願いいたします。
よろしくお願いします。
○下市このみ副議長 当局の答弁を求めます。
〔大森雅夫市長登壇〕
◎大森雅夫市長 産業廃棄物の関係については,先ほど申し上げたように安全なこと,それが第一だろうと思っております。
それを維持していくために最善の努力を図っていきたいと思います。
それを維持していくために最善の努力を図っていきたいと思います。
◎國米哲司環境局長 すいません,御質問いただいた中で1つ答弁ができていないものがありました。
排ガスの常時監視の件です。
排ガスにつきましては,常時監視しまして,大気汚染防止法,国の定めた法にきっちり適合しているかどうか厳しく監視していきたいと思っております。
以上です。
○下市このみ副議長 以上で鬼木議員の質問は終わりました。(拍手)